コンセプト

「四つのツクル」で、“おいしい”をつくります。

株式会社いぶし銀は、柚子胡椒を中心とした調味料で、“おいしい”をつくります。
生産者がこだわりぬいた、厳選された素材本来の味を生かした食品を、手間ひまをかけて造りお届け。食事を楽しむ場をつくり、笑顔をつくります。
商品は全て、溶岩焼き酒場「もぐら」で料理に使い、本当に評価をいただいたものだけを商品化しています。
販促物を創るクリエイティブ部門、販売・催事の場を作る外販事業とともに、四つのツクルが事業の柱となっています。
今日も楽しみながら、より“おいしい”を、つくります。



創業から、紆余曲折。遠回りし、たどり着いたもの。
決して変わらないこだわり。

代表の根岸は、大学在学中にネット通販で起業するも大失敗。
それにもめげず、卒業と同時に開業資金を借金し、フランチャイズで梅干の販売を始めました。
業績は好調で順風満帆。だが食品について学べば学ぶほどどこかで納得のいかない気持ちも出てきました……。
売れ筋はハチミツなどで加工したもの。本当に売りたい「素材本来の優れた商品」の良さはなかなか伝わらなかったのです。

30歳という人生の一区切りのタイミングに、「国産のビーフジャーキーをこの手で作りたい」と思い立ち、燻製加工のために飲食店の居抜き物件を工場として借りることに。
そして個人から法人へ。
「燻製=いぶす」。
華やかさは無いものの、本物を追求し、こだわり続ける会社にしたいと「株式会社いぶし銀」として再スタートを意気込みます。

しかし、工場を契約した後に気づいたことは──
──住宅地という場所がら燻製の煙を排気してしまえば、近隣に迷惑となってしまう。排気設備は大がかりで、導入は現実的では無い。
──どうしよう物件借りちゃった…
急遽飲食店に、焼鳥店へと方針変更。
「やればできる。」 オープン2日前にYouTubeを見て身につけた技術でチャレンジするも、当たり前ですが、そんなに甘い世界ではありませんでした。お客さんは来ない。食材は日々余る。
余った食材で何でも試して作ってみました。自身のあるものをメニュー化すると「美味しい」と評判になっていったのです。


「出会い」が繋がりとなり、新たなカタチとなっていく……。

仕入れ先を探していたときや、お店で評判の良かったものを商品化しようと試行錯誤していたとき、
卸売業を始めるため奔走したとき、新しいビジネスのお話をいただいたとき……。
新しくチャレンジするときというのは、もちろん右も左も分からないことばかりでした。
そんなとき、いつも助けてくれたのは、お店のお客さまだったのです。
商品が思うように売れなくて困っていたとき、販売先を紹介してくれたのはお客さまでした。
スタッフが足りなくて困っていたとき、入社してくれたのは、お客さまでした。
いくつかの事業部を立ち上げるきっかけは、お客さまとの出会いであり、お客さまとビジネスパートナーとして新しく始めたものです。
全てはお店からスタートしました。



今でもお店でのお客さまとの日々の会話は貴重な情報であり、癒しでもあり、励みでもあり、貴重な出会いをいただいています。
──常に出会いを大切に。
あなたとの出会いを楽しみにしています。